花粉が飛ぶ時期は掃除機よりも雑巾がけを。
鼻の粘膜や目の角膜に、スギの花粉などがつくと、目や鼻がこれを悪者と錯覚し、排除しようとします。
こうして鼻水やくしゃみ、かゆみが出るのが花粉症です。
予防法としては、花粉が飛散する2週間ほど前からクスリを飲み始めると、症状が軽くてすむといわれています。
また、クスリの服用以外では、とにかく花粉を鼻や目に触れさせないことが大切。
例えば、外出時はマスクや眼鏡の装着で花粉をシャットアウトします。
また、室内からも花粉を排除しましょう。
ただし、掃除機をいきなり使うのはNG!まずは雑巾で花粉を拭きとります。
掃除機をかける際も窓は全開にせず、10pほどにとどめ、レースのカーテンを閉めておきます。空気清浄機を使用するときは、まず吸い取り口を確認し、家具などで塞がないよう注意しましょう。
玄関など、人の出入りとともに花粉が入りやすい場所に置いて、侵入を防ぐ方法も。
ハウスダストを抑えて喘息を予防。
住まいの気密性や断熱が高くなっています。
その結果、増えているのがチリダニです。
高温多湿というチリダニの好む環境が、年中身近にあるようになったためだす。
チリダニは人をさすことはありませんが、フケやアカを餌として繁殖します。
もしその死骸や糞を人が吸い込むと、喘息や鼻炎などを引き起こす場合もあります。
そうならないためには、まず、ダニの繁殖を防ぐことが大切。
エアコンで湿度を調整し、室内をこまめに掃除します。
とくにダニが最も多く生息する寝室は要注意です。
布団を敷くときや寝る前に掃除機をかけるとよいでしょう。