2019年08月17日

夏の冷え

高温多湿な日本の夏。

快適に過ごすためには冷房が欠かせませんが、それにより、多くの人がなんらかの体の不調を訴えているといいます。


人間の体は暑さを感じると、副交感神経の働きで血管を拡張させて熱を放散し、寒さを感じると、交感神経の働きで血管を収縮して熱が逃げるのを防ぎます。

ところが冷房を使いすぎると自律神経の働きが麻痺したり、温度差の激しい場所の出入りが多いと、自律神経の切り替えがうまくできなくなって機能が低下することに。

その結果、だるさ、めまい、頭痛、関節痛、足腰の冷えなどの不快な症状が起こってきます。これがいわゆる冷房病です。


クーラーの理想的な設定温度は27、28度、室外との温度差は5度が目安ですが、公共の場では自由に調節するわけにいきません。

そこでなるべく冷えを防ぐ工夫を。

一番のポイントはお腹を守ること。

体の中心部が冷えると、冷えた血液が循環するため、手足まで冷たくなります。腰まで覆う下着や腹巻で、お腹を温めましょう。

熱が逃げやすい首まわり、足首、手首もガードするとより効果的です。

衿付きの長袖シャツ、スカーフ、サポーターなどを利用するとよいでしょう。

そして風は体温を奪うので、風に直接あたらないことも大切なポイントです。

日差しの強い外から帰ってきたら、汗をきちんと始末することも忘れずに。


冷房に長くあたって体が冷え切ってしまったら、半身浴や足浴で体をしっかりと温めましょう。

入浴は血行をよくして体を温めるだけでなく、汗をかくことで体の老廃物や疲労物質を流し出してくれます。

冷房の中にばかりいて夏でも汗をかかないでいると、体温調節の必要がないので体温調節機能が衰え、暑さに対する適応能力が低下してしまいます。

また、乳酸などの疲労物質がたまり、夏バテを起こしやすい体になってしまいます。

入浴だけでなく、適度な運動で健康的な汗をかくこともおすすめです。


乱れてしまった自律神経を整えるには「呼吸」が有効です。

呼吸は自律神経を唯一、意識的にコントロールできる手段なのです。

寒い所に移動した時は、深くゆったりとした呼吸の腹式呼吸で副交感神経を優位に。

暑い所に移動した時は、速く浅い呼吸の胸式呼吸で交感神経を優位に。

そうすることで、乱れた自律神経を正常な状態に導くことができます。

また、足先にお湯と冷水を交互にかけて、自律神経を鍛える温冷シャワーもおすすめ。

充分な睡眠、栄養バランスのよい食事、規則正しい生活も大切です。


まだまだ冷房が手放せない日々が続きますが、冷房に負けない元気な体で、残暑を快適に過ごしましょう。

posted by 東洋整体療術院 at 16:28| 滋賀 ☀| 健康豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月11日

良質な睡眠のために

効果的なお昼寝】


睡眠不足などにより、十分な睡眠が取れず疲れが溜まっている時は、20〜30分程度の昼寝が効果的です。

しかし長すぎる昼寝は頭がぼんやりしたり、夜の睡眠を妨げます。

【寝る前のお酒】

お酒は眠りの質を悪くし、深い睡眠が取りにくくなります。

また、睡眠時無呼吸を起こりやすくするとも言われています。


★睡眠不足は日常生活に多大な影響をおよぼし、生活リズムの乱れから生活習慣病を招く可能性があります。

日本の夏は高温多湿で、寝苦しい夜が続きますが、皆さんは毎日ぐっすり眠れていますか?

睡眠は身体や脳の休息に大切な時間です。

睡眠が十分に取れていないと、注意力の低下により事故につながる恐れなどがあります。

スムーズに眠りにつくためには、眠る環境作りが大切です。

脳をリラックスさせ、昼間の緊張を解きほぐし、自分なりのリラックス法で眠りを誘いましょう。



posted by 東洋整体療術院 at 10:29| 滋賀 ☀| 健康豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月03日

熱中症とは

「体の中と外の暑さによって引き起こされる体のさまざまな不調」のことで、体温の高温状態下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かなくなることで発症する障害です。


体内に多量の熱が発生しているのに、体温調整機能が働かず、体内に「熱」がこもっている状態なので、戸外・室内問わず発症します。


原因の大多数はエンテロウイルス属で、流行性のものはA群コクサッキーウイルスの感染が原因となっています。


★熱中症は3つの症状に分類されます

◎重症度T度:体温が38℃以下の状態で発症します。

汗をかいているのに水しか飲まず、塩分補給をしない場合に発症します。

血液中の塩分 濃度が低くなるため、塩分を多く必要とする筋肉(特にふくらはぎや腕)に痛みを伴うけいれん(「こむら返り」)が出ます。

また、脳への血液が瞬間的に不足することで発症する「熱失神」(脳貧血ともいう。立ちくらみの状態)を引き起こします。


◎重症度U度:体温が40℃以下の状態で発症します。

汗をかいているのに水分を取らないでいると、脱水症状と血管拡張に伴う血圧低下が急激に進行し、脳への血液不足を起こします。頭痛・めまい・吐き気・脱力感などの症状が表れ、顔色が青ざめて脈拍も速くなります。


◎重症度V度:体温が40℃以上の状態で発症します。体温を調整する中枢機能がマヒしてしまい、意識障害や異常な言動や行動などが表れます。

熱射病とか重度の日射病と呼ばれ、死亡に至る危険性が高い症状です。


★塩分摂取の目安は

汗で排出された塩分をしっかり補給しないと、「熱けいれん」(重症度T度)を起こすことがあるので、こまめに塩分を補給しましょう。

目安の塩分摂取量は水分の0.10.2%といわれています。


★アルコールはNGです!

乾いた喉に冷たいビールは本当に美味。でもこれはNGです。

ビールだけではなく、どんな種類のお酒でも、アルコールは尿の量を増やして体内の水分排泄に働きます。

さらに、アルコールで一旦吸収された水分も、その後にそれ以上の水分が尿として排泄されてしまうため、アルコールでの水分補給は逆効果。

アルコールを飲む時は特に水分を多く取るよう心がけましょう。


★糖分の多い飲料もNG

糖分の多い飲料は血糖値を短時間で上げるため、即エネルギー源となる反面、浸透圧利尿作用が発生して水分が失われる結果を招きます。

リバウンドで血糖値が急激に低下するため、水分保持能力が低下して水分喪失が促進されます。


★朝食はしっかり食べること

朝食を食べないでいると血糖値が下がり、水分保持能力が低下します。

そのため、運動中の脱水が簡単に進行する結果を招くので要注意。

エネルギー不足で脳も十分に機能しません。


★急に熱くなる日に注意する

熱中症は入梅雨り前の5月頃から発生し、梅雨明けの78月に多発する傾向を持っています。

梅雨の合い間で突然気温が上がった日や、前日に比べて急に気温が上がった日には特に気をつけましょう。


★暑熱順化

暑熱順化とは「暑さに慣れること」です。

熱中症は5月ごろから発生しますが、そのころは気候もよく、あまり汗もかかず、体が暑さに慣れていない時期です。

この時期から日常運動などで汗をかく習慣をつけ、暑さに慣れる体作りをしておくと、熱中症を予防することができます。

暑熱順化は運動を開始した数日後から起こり、約2週間で獲得できるといわれています。日頃からウォーキングなどの日常運動をするよう心がけましょう。


★肥満に注意

学校管理下における熱中症死亡事故の約7割は肥満の人というデータがあります。

肥満の他、虚弱体質・高血圧・心疾患・糖尿病などの疾患を 持っている場合も、熱中症にかかりやすい傾向にあります。

規則正しく栄養バランスの取れた食事を常に取るように心がけましょう。

食べ物の栄養成分を知り、 賢い食べ合わせをすることは、自分の健康を管理する上で大切なことです。

posted by 東洋整体療術院 at 09:53| 滋賀 ☀| 健康豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする