2019年05月26日

腰痛を防ぐコツ

肩こりとともに国民病とも言われている腰痛。

その中で約50%を占めるのが、腰痛症と呼ばれるものです。レントゲンなどではとくに異常がみられず、なんとなく腰が重い、だるい、鈍痛といった症状に悩まされる場合がほとんどです。

腰痛は起きてしまうと気分も憂鬱ですが、実は毎日のちょっとした心がけでかなり予防・改善することができるのです。そこで腰痛を予防するための日常生活のコツをみてみましょう。


★腰痛のメカニズム

昔私たちの祖先は4足歩行で生活していましたが、進化の過程で2足歩行になりました。4足歩行では背骨が水平になるため、体の重さは腰に集中せず4点に分散されます。ところが、2足歩行では背骨が縦に配列されるため垂直方向に体重がかかり、とくに重い上半身を支えている腰に負担がかかってしまいます。つまり人間にとって腰痛は、2足歩行を始めたときからの宿命とも言えるでしょう。現代人はその2足歩行に加え、生活様式の変化が腰痛持ちの増加に拍車をかけることになります。

車社会の発展、エスカレーターなどの移動手段、長時間のパソコンワーク…、私たちの生活様式が便利になればなるほど、歩く機会や体を動かすことが少なくなってきています。

その結果、運動不足になり、腹筋、背筋などの筋力が低下することに。

筋力が弱いと筋肉が疲れやすくなり、その状態が続くと発痛物質が作られ、腰痛を引き起こすことになります。

また、筋力の低下は姿勢も悪くします。あるスポーツ医科学センターで、姿勢が及ぼす腰への負担の実験を行ったところ、正しく座った時の背筋への負担を1とすると、前屈みの時は3倍の負担がかかっていることが分かったそうです。

さらに、運動不足や冷えなどから起こる血行不良も腰痛の大きな要因のひとつ。

血液には、生命維持のための酸素や栄養素を全身に運ぶ重要な働きがあり、それと同時に、疲労物質を運び出してくれる働きもあります。ですから、血行が悪くなると体内に疲労物質がたまり、それらが筋肉の神経を刺激し、痛みを発生させてしまうのです。

その他、歯並びや噛み合わせの影響も見逃せません。これらが悪いと身体のバランスがくずれ、腰に負担がかかることに。猫背、なで肩などの体型的な要因、肥満、ストレスも影響を及ぼします。


★腰に負担になる姿勢は避けましょう

正しい立ち姿勢を意識しましょう。壁に背をつけた時に腰の後ろに手の平が1枚入るくらいが、よい姿勢の目安です。

気をつけたいのが前かがみ。

前かがみの状態を長く続けると椎間板に圧力がかかり、腰痛が起こりやすくなります。

そこで掃除機はホースを長くして立ち姿勢で、台所のシンクが低い場合は、踏み台に片足を乗せて腰への負担を軽くする、靴下をはく時は立ったままでなく腰かけて安定した姿勢で、などの工夫が大事です。

また、座っている時も前かがみにならず、腰、ひざがほぼ直角になり、足の裏が床につく高さに。

長時間のデスクワークでは、1時間ごとに立ち上がって歩いたり、軽い体操を取り入れて体をほぐすようにしましょう。

前かがみと同様、腰の反りすぎも禁物です。

高い所の物をとろうと思い切り背伸びをすると、腰は思った以上に反り返っています。無理な背伸びをせず、踏み台を使うようにしましょう。

寝るときの姿勢も注意が必要。

あお向け、うつ伏せは腰の反りが大きくなるので、横向きでやや体を丸めたり、ひざやお腹の下にクッションを置くとよいでしょう。

やわらかすぎる敷布団も要注意です。


★腹筋・背筋などを鍛えましょう

運動不足を防ぐためにストレッチ、ウォーキング、水泳など自分に合った運動を取り入れたいもの。

とくに背骨を支える腹筋、背筋、大腿筋をバランスよく鍛えることが大切です。

中でも水泳は、水の浮力で腰に負担がかかりにくいと言われますが、背中の反らしすぎや不必要なひねりなど、泳ぎ方を間違えるとかえって逆効果になることも。

泳ぐよりも水中歩行の方が腰への負担が軽くなります。

運動は苦手、時間がないという方はなるべく歩くことを心がけ、エレベーターなどに頼らず階段を利用するようにしましょう。


★お風呂、整体などで血行をよくしましょう

運動の他に血行をよくするには、お風呂やマッサージも効果的。

気持ちもゆったりでき一石二鳥です。

ッサージチェアなら、きょうは疲れたなぁという時に手軽に活用できますから、上手に取り入れてみてはいかがでしょう。

腰痛は痛みがないと忘れがちですが、この機会に自分でも気づかない生活習慣や姿勢のクセを改めて見直し、腰痛知らずの毎日を目指しましょう。

posted by 東洋整体療術院 at 10:32| 滋賀 ☁| 健康豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

筋肉痛の豆知識

筋肉痛のメカニズムの豆知識

なぜ筋肉痛になるのか?

なぜ筋肉痛になるのか?それについて色々な説があるのですが、実は最近までよく分かっていませんでした。

しかし、最新の研究で、そのメカニズムが解明されつつあります。

筋肉は筋繊維の束が集まってできています。

激しい運動をすると筋繊維が損傷します。


※筋繊維には痛点が無いので痛みを感じません。

筋繊維を修復するために白血球が集まってきます。

すると白血球が出す成分により、筋繊維の束を包む 筋膜が炎症をおこし、腫れます。

腫れた、隣接の筋膜と筋膜が触れ合って、痛みを感じます。


※筋膜には痛点があり、痛みを感じます。

この痛みが筋肉痛だと言われています。

年をとると痛みの出るのが遅くなる。


若い時は、運動した次の日には筋肉痛になっていのに、最近は2〜3日してから痛み出す‥‥‥。

筋肉痛の始まるのが遅くなったと、感じていませんか?

年と共に、代謝機能が低下し、傷ついた筋繊維に白血球がすぐに集まらなくなるからです。

また、修復にも時間が掛かるので、筋肉痛の期間も長くなります。

筋肉痛の予防の豆知識

本番の1週間前にトレーニングを!

一度、筋肉痛になると、以前より強い筋肉に生まれ変わり、筋肉痛がおこりにくくなります。

その効果は1週間ほど持続されます。

ですから、運動会に参加されるのであれば、1週間前に軽く練習をするか、

あるいは軽いウエイトトレーニング等をして、軽い筋肉痛になっておけば、本番の後に、 ひどい筋肉痛になる事はありません。


★前日に長くお風呂に入る

HSPというタンパク質は筋繊維の損傷を抑える役割があります。

筋肉を40〜42℃に暖めると筋肉細胞内に、HSPが増えていきます。

ですから、前日にいつもより長く入浴する事で、HSPを増やし、筋肉痛を抑えることができます。

★運動した後は、筋肉を暖める

運動の後、痛みが出ていない間は、お風呂やサウナなどで、筋肉を暖めるようにしましょう。

血液の循環を良くする事で新陳代謝が活発になり、筋肉痛が早く治るようになります。


★運動直後のマッサージなども有効です。


◆筋肉痛になってしまった時の豆知識

★痛みを緩和する方法

痛みが激しい場合、コールドスプレーなどを使って筋肉を冷やすと一時的に痛みが緩和されます。

しかし、あまり冷やしすぎると代謝が悪くなり、治りが遅くなるので注意して下さい。

「サリチル酸メチル」という成分を含んだシップ薬であれば、痛みを和らげ、しかも新陳代謝を高めるので、筋肉痛の治りも早くしてくれます

★痛みが出てからの マッサージは禁物

よく、筋肉痛になった所をマッサージしてしまいますが、痛みがあるときにマッサージをしてしまうと、白血球が筋繊維からはがれ、回復を遅らせてしまいます。

筋肉痛の時にマッサージをするのは禁物です。

血行を良くすることを考えましょう!


☘東洋整体に御相談ください‼

電話 077−523−3977

posted by 東洋整体療術院 at 09:35| 滋賀 ☁| 健康豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月11日

健康余話

★血管と赤血球

下の写真、このように血液が流れている絵をよく見かけますが、これはウソです!この認識がないと病気の原因が解りません。

成人一人の血管の総延長は約10万キロ。(地球2周半)

その99%は毛細血管なのです。

各臓器は毛細血管の塊なのです。

毛細血管の直径は、5ミクロン。

酸素を運ぶ赤血球の大きさは、直径約8ミクロン。

赤血球は穴のあいていないドーナツ状でその細胞をギュッと折り曲げて毛細血管を通過していきます。

しかし、生活習慣病や老化により血球は酸化血液となり硬化し、血管もしなやかさを失い、悪玉コレステロールが原因で血管にプラークが付着し、さらに狭くなっています。

いくら良い食品やサプリを摂取しても、毛細血管の先の臓器や細胞に酸素や栄養素が届きにくくなっているのです。

★動脈と静脈

血液が体内をくまなく流れていることは、たいていの方はご存じです。

では、どうしてどうやって流れているのでしょう。

心臓がポンプの役目をして、血液を押し出しているからです。

動脈の場合は半分正解。

静脈なら不正解。

肺でガス交換され、新鮮な酸素を含んだ血液が心臓に届けられ、心臓は心筋という強い筋肉で、血液を排出します。

その血液を押し出す圧力を、血圧といいます。

しかし、心臓のポンプの力だけで全身に血液を送るとなると、ものすごい力が必要です。

圧力のかかった血液を、動脈という三重構造の管がやわらかく、しなやかに受け止めふくらみ、そして、やわらかくしなやかに縮むことで、血液はどんどん先のほうに送られていきます。

心臓の押し出しに応じて、動脈がギュッギュッと伸縮をするから、ちょうど海の波が伝わっていくように、効率よく先に進めるのです。

だから、脈診を手首で行うことが出来るのです。

この動脈が老化して、硬くなってきたり、老廃物やコレステロールが付着することで狭くなったりすると、心臓は血液を送るために、もっと圧力を上げなければならなくなります。

だから基本的に、齢をとってくると少し血圧は上がります。

それを、すべての年齢の平均数値に合わそうとするから、ほとんどの老人が「高血圧症」という病名をもらい血圧降下剤を死ぬまで飲み続けなければならないわけです。

高血圧が怖いのは、老化した血管が圧力で破裂することです。

血液がうまく行き届かないことにより生じる、その他の大事なことに目をつぶってはいけません。

posted by 東洋整体療術院 at 17:43| 滋賀 ☀| 健康豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする